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Posted by naturum at

2014年11月21日

手取川サーモン遠征

11月16日 手取川

さあ。やって参りましたサーモンハント。

一カ月前から申請して後輩3人と無事当選。
ワックワクの道中。受け付け到着は5時。

すごいです。
劇寒で真っ暗な河川敷に長蛇の列。
何が俺たちをこうさせるのか。
一時間の妄想タイムを経てついに受け付け開始。

左岸を目指しダッシュするとポイントいいとことれた。


朝日とサーモンのライズを見ながらスタートフィッシング。

バタバタと開始早々下流の人からドンドンヒット!


綺麗なメス。



ダラダラと釣れ続き、ようやく釣り方が分かる。
ヒットパターンは、ただ巻き。
劇スロー。

流心にデカイやつはいる。間違いない。




本日最大78センチゲット。


あー。オモロイ。
結構イージーにこのサイズが釣れるのは楽しいね。


来年もまた来よう。
  

Posted by gyoshin at 19:13Comments(0)初めてのサーモン

2014年09月25日

相模湾二発目!

さーて今週もやって来ました相模湾!

先週の歯切れのリベンジをするべく、考えたっちゃんタックルセッティングは、、
ズバリ!ダブルスリーブ!!


これならどうだ!

と、朝から意気揚々と船の上から恒例のタックルバランス確認!

結果は。。
全く動きまへん。これあかんやつや。


で、結局いつものセッティング。

スーパーナブラ発見!
チャーターした舟五人全員ヒットー!







やったりましたー!!!










⭕️下さんが。。



5ヒット3バレ2キャッチでした。
私のは、また、呑まれてきれました笑
残念!
  

Posted by gyoshin at 18:28Comments(0)相模湾遠征

2014年09月21日

相模湾遠征

9.17 相模湾 キハダ

敦賀で知り合ったソルトジャンキー M先輩に 「相模湾のキハダいかね?」と誘われ 「イクに決まってるじゃないですか!」と即決。
ほんとに急な遠征だったのであんまり準備せず 「一日クルージングしてキハダのボイル見学かな?」とマッタリ考えてました、。。。この頃は。



船長が超面白い!朝一番に船長のマル秘マグロ講習を受け全員で30分ぐらいタックルセッティングしました 笑


のんびり談笑していると 船長が突然マジモード。 「全員前いけー!!」
そこからフルスロットル。


全くここからは見えないけれど、見えるらしい 笑


てなわけで相模湾名物 イワシ団子発見!! フローティングプラグを投げ倒すも 完全無視!!



しびれを切らせたM先輩がシンキングにチェンジ。


すると。。。





ぎゅおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー! ぶち!!


っと3秒ぐらいマグロとファイトしました 笑






てなわけで、私もシンキングで参戦すると、、、、







5分ぐらいマグロとファイトしました 笑
でもでかかった。。 経験から言っても40KG以上あったと思う。 一度も頭の方向を変えられなかった。




結局ルアー丸のみにされて 130LBのリーダが歯切れでした。
残念!



またすぐリベンジ行くからな!!まっとけや!!!  

Posted by gyoshin at 09:01Comments(2)相模湾遠征

2014年09月10日

月夜

久しぶりの投稿。
みなさんお元気ですか?

全く更新出来てませんでした。
釣りには行ってますが、最近震えるような感動する釣りが出来てなくて、、、

大物や遠征ばっかりで少し釣りが雑になった様に感じて。。
やっぱり初心に帰るべく陸っぱりの釣りをがんばってました。
未知のポイントを足で探して辿り着いた一匹って最高だなと実感。

やっぱりサイズじゃない。


小さいけ久しぶりに震えた一本。


  

Posted by gyoshin at 08:38Comments(0)シーバス

2014年05月27日

出張遠征⁉︎

実はひそかに温めてきた計画が遂に実行されるのだ!
出張先がシンガポールになったのと、最近小塚さんの影響を受けて 『怪魚』に興味シンシンなのですよ。



シンガポールといえば、、、ピーコックバス!!
本来南米原産のこいつは、日本のブラックバスと同じ様な理由で輸入された
そうな。





で、あくまで出張ついでの釣りなのでさすがにバズーカ持っていけない訳ですよ。
所詮しがないサラリーマンですから。。。自分。




ちなみに こんなタックル。 3000円ぐらいのパックロッドといつものエクスセンス3000 pe0.6 8ポンドリーダー 小さ目プラグ、バイブレーション、トップウォーター各種




あくまで仕事に悪影響のない範囲で釣りをしようと心に決めて日本を出発した。






航空機の都合で現地に着いたのは夜中の2時。 明日の予定は朝10時から仕事のためあまり時間がない。
正直夜釣りもやってみたかったが、見知らぬ土地で何かあってはイカン。当然ガイドもいない。ポイントも知らない。 何より怖いのは罰金刑。




シンガポールは罰金大国。そこらじゅうに罰金の看板がある、そのおかげでとても町はきれいに保たれて良い環境を維持できている。



たとえば、ピンボケですが、MRTという地下鉄内での飲食は罰金5万円!




釣り人なので釣り場のマナーを守るのは当然としても、全く知らないレギュレーションや、タブーに触れて罰金刑になろうものなら社会人としてイカン!(というか出張ついでなので会社に迷惑だけは。。。)







(※それとポイントの事って、ネットに出す情報じゃ無いのは100も承知しているけど 日本人が釣りをしちゃイカン場所で釣りをするのも嫌なので書きます。幸いにも穴場的スポットではなく 地元じゃ超ドメジャーポイントらしい。)







ホテルにチェックインしてソソクサと準備。  とりあえず、事前情報としてピーコックバスが生息するところは 「リザーバー」 いわゆる貯水池であることだけは突き止めていた。  滞在している期間は丸4日 シンガポールには大きな貯水池が数か所あるので、毎日一箇所ずついけば何とかなるかなと考えてた。







移動手段はタクシーかMRT(地下鉄)。
こういう時は本当に時間を金で買った方が目的に近づける。時間が無いんだ。  3時にホテルにタクシーを呼び出発した。




ホテルは都心部なので、いったい幾らかかるか正直ビビりながら、タクシーの運ちゃんにつたない英語で地図に指をさして「ここの湖に行ってほしい」 と伝えて走り出した。





夜中の3時にリザーバーに行こうとする日本人など乗せたことない運ちゃんは、「お前日本から来てこんな時間に、何しにいくん?」としきりに聞いてきたので アイフォンにあるピーコ様の写真を見せて 「コイツ ツリ イキタイ!」と言うと 「オー ユーアー クレイジーフィッシャーマンWWW」
と爆笑された。





おもしろそうだと思われたのか、運ちゃんはどこかに電話を掛けてくれた。

「お前その魚こっちの湖より、こっちの場所の方がよく釣れるぜ!俺の連相棒の情報だから間違いないぜ。」
と、行こうとしていた湖とはかなり離れた場所を教えられた。




「マジ? オレ ソコ イク!」 と元気いっぱい答えて深夜のドライブ40分ぐらい。 ポイントに到着。まだ真っ暗な4時。 結構きれいな公園みたいになってる場所だった。   





「ココ サカナ ツッテ ダイジョブ?」 たぶん5回ぐらい聞いた。 すべてこたえは 「あったりめえよ! 俺の相棒ここで釣りしてっから!」
って言われた。どこまで本気なのか知らないが、たぶん大丈夫なんだろう。



とにかく中心市街地からココまでで、費用は2500円ぐらい。
タクシーの運ちゃんと別れた、心配性の私は とにかく「罰金看板」をさがした。 本当に釣りして良いのか確かめたかった。





岸際から沖に向かって100mほど伸びる大きな 桟橋に近づいて愕然とした。 「NO FISHING」  でっかでかと赤い文字の看板。







「だめじゃねーかよ!!!」 夜中の公園で叫ぶ日本人。 さぞ滑稽だっただろう。







でも、せっかく来たんだから岸際一体をチェックしに とぼとぼ歩いてチェックした。 15分ほど歩いたかな?もう一つ桟橋が見えたのでちかよってみると、、、、






「フィッシングゾーン」 の文字が!! と「フィッシングできるよ桟橋」が!



全体はこんな感じ。
  


さっきはあんな事いってゴメンね!!あんた親切な運ちゃんだったよ! 





結局シンガポールのかなり北の部分にある「セレター・リザーバ」の一番北西際の場所だけが釣りをしていいみたい。
しかも、よく看板を読み込むと、 エサはだめ、ルアーのみokとの事だった。
で、「飲み水だからとにかく汚すな! わかったな!でも、よごさんかったら釣りしてもええんやで」って事の書かれた看板がそこらじゅうにたっていた。








写真の奥から左手に500メートルぐらいフィッシングゾーンがある。 フィッシングできるよ桟橋から西を向かって撮影。








落ち着いて桟橋一帯のポイントをチェックする事2時間 午前7時ごろ 少しづつあたりが明るくなりだした。 日の出は遅く7時半ぐらい。
帰りの時間も入れると一時間ちょっとしか釣りはできそうにない。






日が昇り始めると少しずつ釣り人が増えてきた。







さっそく始めるかと準備していると、地元のオッチャン、なにやらのべざおを出した。??? なに??  まさかの???
エサ釣り??? エサは??  K ・ I ・ N ・ G ・ Y ・O   金魚かよ!!  飲ませ?? それは・・・エサ釣りではないのか?? 



ライブベイとならokなのか? デッドベイトだけがだめなのか?   まあとにかくわけがわからん。






とりあえず、怪魚といえば トップっしょ。と釣ったこともないくせに、訳のわからない理論で トップを投げ倒すもノーバイト。
もしかして、サイズがでかすぎるのかなぁ。と小さ目のペンシルでトップをドッグウォークさせると、、、 モコッとなにかがチェイスした!




その後も何度もチェイスがあるが乗らない。 何か決定打に欠ける。 というか、魚がスレてる。。 気がする。どうもトップでは食い切らない。





そうこうしているとついに! 地元のアングラー颯爽と自転車で登場! ルアーロッドだ! 間違いない! ルアーは何がついてる???

ん?でかいぞ? 

ん???




ポッパー キター!!!!!  しかもヨーヅリ の今は亡き サーフェスブルの160!   あれは、あなた、 パラオでgtつるやつですよ。




地元アングラーかっこよく キャスト! ばっしゃーん! ばっしゃーん!! ばっしゃーん!!!




しばらく口をあけたまま見ていた。 マジで? そのサイズのルアーに出るの? とおもっていたけど やっぱり出ず。
「・・・だよね。」としばらく見ていると今度はルアーにイジイジしだした。




満足そうな顔をしたアングラーはなんと、ポッパーのリアフックににハリス1Mぐらいをつけてその先にワーム! なんじゃそりゃ!




弓角っぽくなったリグを 相変わらず バッシャン バッシャン ポッピングしてるとヒット!!!!   うおおお!!!
つれた。。 つれたよ。 あんなわけわからんリグで。

その後数人のアングラーが同じようなリグで次々ヒット ! もう、水面バッシャバシャ。




20センチぐらいのピーコが16センチのポッパーの後ろについたワームに食う事実。 この衝撃。  淡水ってやばい! てかピーコやばすぎ!そりゃスレるわ!!





もう正直、衝撃がでかすぎてしばらく立ちすくんでいたけど、自分の釣りをやっぱりやろう。と 魚のサイズは思ったより大きくなくて、最大でも40センチ前後。  あのリグはもちろん無いので、逆に食わせに走ろうと手に取ったのは 「月下美人」 メバル用のプラグ。 このサイズなら一口サイズでしょ。




地元アングラーが投げている 反対の岸際数メートルをスローに スローに丁寧に丁寧にまく。 しばらくすると完全にスイッチの入ったピーコ様がスーパーバイト! かなり遠い場所から猛然とルアーを追って突っ込んで食いあげた!



途中水面ジャンプ炸裂させたが、無我夢中でぶっこぬいてやった!





月下美人 丸のみ!


地元のオッチャンに写真を撮ってもらう!



寝不足と二日酔いと驚きで顔がパンパンや!!!




サイズは、図ってないけど40センチいぐらいのサイズだったと思う。

いやぁ。 うれしい! ちびっこいけどピーコ。   もう、一匹で満足したし帰る時間も近づいたので納竿。 
 




いやぁ。いい釣りができた。 地元の人に聞くとやっぱりこれぐらいのサイズがほぼmaxサイズらしい。
ピーコックでも アマゾンの アスーのような巨大化する種類とは全然違うみたい。



どうも、地元人には日本でいうブルーギル的な扱いのようで、誰でも釣れる簡単な魚釣りって感じらしい。 ちょっとショックだけど。



とにかく、シンガポールのピーコはワームが主流みたいです。
小さ目のミノーに反応が良かった。
しかも、アクションはスロー。 ノートウィッチ。  これでつれました。





仕事の空き時間に行った水族館で見つけた われらがブラックバス様。
こちらの方が珍しい魚らしい。 ちなみに水族館の中にピーコの展示は無し 笑 全然めずらしい魚じゃないらしい。



というわけで。 シンガポールに行く方は簡単にピーコが釣れるリザーバーへgo! ちなみにこの近くに 伝説のGTの釣り堀があるらしい。笑






































  

Posted by gyoshin at 20:16Comments(10)シンガポール遠征

2014年05月15日

あーーー

ちくしょー めっちゃブログちゃんと書いたのに!!!  

消えちまったよ!




まあいいや。 

これまでの釣りを3行でまとめると。




4月中 外房遠征 失敗坊主
4月下 義兄に初鱸を釣らせるために特訓
5月初 サツキマス絶賛大撃沈中






トップでヒラマサ2本 




ジギングでブリ95センチ 1本 メジロ2本  ハマチは数えてない。




     

と、なかなか釣れましたよ。と。


あーショック。


 

  

Posted by gyoshin at 20:31Comments(2)オフショア

2014年03月30日

外房遠征




こちらの船。オフショアのアングラーなら誰もが知っているであろう船。

外房 大原 山正丸!!

ヒラマサの世界記録保持を筆頭に数々のプロアングラーの訪れる遊漁船。
船長が独特なのも有名 笑

メンバーは、ジェントルK氏、 雑誌[釣り情報]の釣りガールmina の3人

私以外は何度も山正丸にのる常連さん。

緊張の中出船するも風速10m以上吹くゲキ荒れ状態。


ジェントる曰く、今までで一番荒れてるらしい。





ポイントに着くと鳥が飛んでていい感じ。


ヒラマサ狙いでスイムライダー145g投入。

水深40mラインからのかけ下がりをねらうが風が強過ぎで着底不明。



おおどもの、パッションズ のテスターらしき方が早速ヒット!
ワラササイズも余裕でタモも使わず抜き上げ。 うまい。


その後動きを観察すると、巻きが多めのワンピッチでゆったりしゃくる感じ。


それを見たminaとジェントルK氏はあっという間にヒット。


アジャストがやっぱりはやい。さすが。


要領が分かれば私もヒット。
その後三人で連発。

結局三人で12匹ブリ、ワラサ、ハマチクラスそれぞれきゃっち。



最後にminaが良いサイズのホウボウゲット!


結局10時頃には風強過ぎで早上がり。

竿頭はminaだった。


船中が13人乗って20本前後だったので
私たちのグループが大当たりした。


ジェントル氏によると、こう言う現象は船長の操船で稀にあるらしい。

船のサイズが大きいのでピンポイントを通せる場所が偏るみたい。



結局、ヒラマサの顔は見られ無かったけど、短い時間で良く釣れたし楽しかった。


日本海とは全くちがうシャクリのリズムや、タックルバランスは良い刺激になった。



一応アジャスト出来ていた見たいなので、また一つ引き出しが増えたよ。








帰ってからは、パーリータイム。
釣りのアレコレと言いながら晩飯は楽しいね。





さーて再来週も気合い入れて関東行くから
遠征頑張ります!



  

Posted by gyoshin at 21:08Comments(0)オフショア

2014年02月12日

極寒のオカッパリシーバス!



極寒のオカッパリ!

久しぶりだけどやっぱり楽しい!寒い!楽しい!


掛けた瞬間めっちゃ緊張しました。

この時期の一匹は格別笑



ちょっと前にヒラマサ敦賀でゲットん。
鉄ジグ強し!





  

Posted by gyoshin at 19:54Comments(1)シーバス

2014年02月07日

編集

どうもこんばんは。



釣り? 行ってますよ?  しばらくアップしてないですが。


そんなことより最近はずっと夜中まで作業しております。
実は、、、 パラオ遠征の動画や写真のデータが大量にK氏から送られてきたのでこれを機にいっちょやってみっか。

とポチポチパソコンと格闘しておりました。



まあ、なかなかこれが面白い。

しばらくこれで退屈しないで済みそう!





まあ、 この動画編集は 俺様の俺様による俺様のための動画 笑 ということで、私しか映ってません。
ファイトシーンは人に見てもらうほど上手くはないけれど、いいんです!

自己満足なのだから!!




というわけで 生暖かくご覧ください。




ぐはははは。


























  

Posted by gyoshin at 21:09Comments(2)2013パラオ遠征

2014年01月14日

ダイジェスト!!

ええと。 釣行記録でしっかりがっちり書こうかとも思ってましたが、何せ、全部で10日間もあったので ざーーーーーーーっつとかいつまんでダイジェスト放送に切り替えます。 笑

ちょっとかくのがめんどくs・・・ いや。まあ・・ね。 さらっとね。 あんまり参考にもなる釣行でもないしね。笑



12/31 3日目パラオ コロールからカヤンゲル地方まで  サラ・ガイドサービス 久米氏

前日からのなんだかくすぶる感じを引きずり、全く、、、全く自分の釣りに集中できない!!!
生まれて初めてです。
そりゃそうですよね。3日続けて釣りしたことないもんね。 笑

完璧メンタルがやられて内容がドイヒー。



でも、まあまあ。それなりにお魚さんが遊んでくれまして 
でも、まあ。GTは釣れなくて。。。
ジェントル氏はコンスタントにGTゲット。
久米さんが「出るよ!」といったところでちゃんと出る。
で、さらにへこむ。。。



1/1 4日目 パラオ コロールからカヤンゲル地方まで サラ・ガイドサービス久米氏

今回サラガイドサービスの最終日!
毎日頑張って励まし続けてくれる久米さんのためにも結果を出したいところだけど、、、


と、、、ある一投がきっかけをくれた。


後半たどり着いた どシャロー。
船の上から底が見えるほどの水深。 風はフォロー側にふいて 目の前にシモリがある。 潮の流れは風と同じ方向を向いている。シモリの奥には、ドロップオフ。


少ない経験ながらも、「ココは出る。」と感じてルアーを本気のγー160にチェンジ。
イイところに入ったけど出なくてそろそろ回収、、、と考えたその時左舷側からとんでもないスピードでルアーに向かう真っ黒い影!


久米さんが「出るぞ!!」と本気のシャウト! ガバッツと出たけどミスバイト!


もうルアーは船の2m先まで来ている。あきらめきれずに、ミヨシの位置から船に沿うように右舷にロッドを回して1mでも長くルアーを引くと
完全にスイッチの入った真っ黒なGTが目の前1mで ガンマ160を咥えたのが見える!  反射的に合わせてしまう!


フックアップしませんでした。 そりゃそうだよね。 近すぎるよ。。



でも、、、 初めて釣りをした気がした。





そうなのだ。今回釣りに来て分けもわからず、言われた通りに投げて、ただアクションさせたら釣れちゃったパターんでしか釣れてないのだ。

そりゃ、もちろん、自分で投げて、自分でアクションさせて、自分でファイトすりゃ自分で釣ったんだろうけどさ。全然食う姿がイメージできてポイントに打ち込んでいる分けじゃない。   






多分それがずっとモヤモヤして、「なんか違う」って思ってるんだとようやく気付いた。
GTは結局この日も釣れなかった。でも、ようやく自分が「何を、どうやって釣ろうか」考える釣りができた。







この日の夜、ジェントルK氏とまじめな釣りの話をした。
「GTは全員に平等な釣りだ」  とジェントル氏は言った。 今回の釣行はほぼ全て私がミヨシで投げさせてもらっている。 もちろんミヨシのほうが先にポイントに打ち込めるし、沢山の選択肢がある。 じゃあ、二番手のポジションはどうか?





チャンスがない分けではなく、違うコース、違うルアー、違うポイントを選ぶことで多くの魚から反応を得られる。事実ジェントル氏は一日もGTボウズが無いのだ。 全工程で釣っている。





マグロ釣りみたいなボイル打ちはある意味 先頭の2人ぐらいにしか、チャンスが無い。 基本的に打ち込むべきポイントはたった一つしかないからね。
  
正直、大物釣りはどこか大雑把な甘い印象が私にはあった。 少なくとも海外釣行であれば、「なんでもなげりゃ食ってくる」とさえ思っていた。
でも、全然違った。 








極端な例えかもしれないが、琵琶湖のバスフィッシングに似てるなと思った。
魚がどこにいて、どこにボートを向かわせて、 どのストラクチャー、どのチャンネルにベイトが いて バスがこう居ついているから、 船をこちらかアプローチして魚をかける。


みたいなプロセスはそのまんま バス。 ただルアーはトップ縛り。しかも飛び出してくる相手は全部ロクマル。 みたいな?






考えなきゃ 魚は釣れません!!  やっぱりそういうことなのだ。






どこに行ったってヤルことは一緒なのだ!!!  そう考えたらすっきりした。






1/2 5日目   パラオ ロックアイランド~ ペリリューコーナー ~ ジャーマンチャンネル  エリア

この日はキャプテン・ゴードン  と3人での釣行。


もう私は昨日までの私ではない! とばかりに気合が入る!

シャーク! 

素手でとっつかまえてシャークを投げるゴードン かっこよすぎるぜ!



カッポレ!




よくわからん ハタ!!

さすがはK氏 持ってる男は違うのだ!



そのほか色々!


磯マグロ デカいぜ。 



サラ・ガイドサービス の久米氏も「なんだこりゃ??」といった驚きの激やせ磯マグロ 笑 PE1号でとった事だけがうれしい。





なんだっけ?? バラクーダ? とにかくライン切られまくったアンちくしょう。




まあ、自分なりに考えて釣りをしたのだけれど、K氏から 「おまえポイント外しすぎ☆」と 怒られる 笑。
でもいいのだ。 考えて釣ってる結果だから。と開き直り、この日最後のポイント ジャーマンチャンネルへ。




「ここ。でるね。」そう二人で顔を見合わせたポイントがあった。
諸事情で一本タックルが使えなくなった私に ジェントルK氏が私にタックルを一本渡す。







とめっちゃいい顔でロッドを受け渡しする30代のおっさん2人(ただし精神年齢は中二)

そこ。って場所にキャストが入る。2ジャーク目。 今まで見た中でとにかく一番デカい 水面爆発!!!!






「gはおづいsふあしdjふぁsづf9あ!!!!」





なんかよー分からん言葉を出しながらファイト。  ファイトタイムは2分ぐらいだろうか? 
良い動き、よいファイトだったと思う。 我ながら。








ようやく会えたよ GT!!!
お前に会いに来たんだよ!!!!!!!!!


サイズ?? しらナイ。 そんなのかんけナイッ! とにかく最高!!!!




と泣くほど叫んで抱きしめた。  初めて「釣った」 GTに出会えた。





この日以降は いろんなルアーにGTが出てきてくれて 7日間のうち結局計5匹のGTに会えた。



ポッパーで初めて釣ったGT



ガンマ160に飛び出した最小GT


ジェントル氏の綺麗なGT6匹目




GT、セイルフィッシュ、磯マグロ、カッポレ、アオチビキ、バラフエ、 そのほかモロモロ本当にたくさんの魚に会えた。
本当に夢のような時間だった。














パラオ最高。









  

Posted by gyoshin at 21:41Comments(4)2013パラオ遠征

2014年01月10日

2日目

12/30  パラオ  コロール から カヤンゲル島までの北西エリア


さあ、超刺激的な一日目が終わり、なんだかふわふわした気持ちのまま迎える2日目の朝。

本日はパラオの超有名ガイド サラガイドサービスの久米さんにお世話になった。
パラオでのGTフィッシングは ガイドさんで本当に大きく変わる釣りなのだと後々わかる。 ここではあまり書かないけどね。









前日の電話でガイドの久米氏から「午前中勝負なので6時にきてください」と連絡を受けていた我々は、朝飯も食わずホテルのロビーで待っていると久米氏登場!


なんか、思ってたガイドさんの感じと違う! 超優しそう! 言葉も超丁寧! ガイドではなく「ガイド・サービス」の看板は伊達じゃない!
GTフィッシング初挑戦の私にもとても親しみやすく話しかけてくれる。



日本だと、やっぱり常連さんやエキスパートと呼ばれる人たちは船長と仲が良かったりするが、初心者やまだ慣れてない人にはちょっと入り込みずらい空気感ってやっぱりある。
久米氏はそういう意味で、とても気さくで全然、緊張した空気を作らない 「サービスマン」を随所に感じさせるプロ意識の高い方なのだ。










前日の状況や、今日のスケジュールや狙い、私たちの釣行の話なんかをしながらボートを走らせること小一時間。








なんと、ストラクチャー打ち。 
やっぱGTっていうとさ、リーフエッジを打つ釣りのイメージが相当強い もちろんリーフもストラクチャっていえばそうなんだけど。








マンメイド (ちなみに今回は海から突き出す鉄柱のような人工構造物 )を打つ釣りをするとは思わなかった。
確かに、「とりあえず流れ込みとマンメイド」はオカッパリの基本中の基本。 ただ、相手にする奴がデカい。
ストラクチャーに巻かれたりしたらどうなんだろ??とかまぁいろいろ考えるが、












私たちが、どれくらいのキャストができるのかとか、どんな感じのタックル(ルアーもペンシルなのかポッパーなのか)をつかってるのかを 知りたいと久米さんは言う。


「あんまり難しいこと考えずにとりあえず準備運動のつもりで投げちゃってくださいね」

その言葉通り、なーーーーーんも考えずに投げた2投目 の3ジャーク目ペンシルがダイブした一番深いピークに達すると。









グッツ グッググググググウグググ ギュオォーーーーーーーーーー。






「あれ? なんか食いましたー。」 
と緊張感ゼロでフッキング。 










「GTだっ!!」の久米氏のシャウトに本気の緊張感が伝わった。急な出来事にバランスをくずすけれど、何とか持ちこたえた。
というか、昨日のファイト(セイルフィッシュ推定40kg)があるのでサイズ感から言うとずいぶん小さい事が分かっていたので、慌てることもなく冷静にファイト。



腰を入れてリフトに入ると ゴン、ゴン、ゴン と初めて感じるGTのヘッドシェイク。  15KGぐらいかなぁー。と思いながら挙げてきたGTを見て驚いた。



思ってたサイズより 全然、 全然小っちゃい!!!  うそだろ??? これ10kgないじゃん。
このサイズであの引きかよ。。。
GTのサイズ感と引き感のギャップがすごい。 なんだコイツ。 強い。サイズに対してのパワーがすごい。











でもそれだけだった。












初めて目で見たGTは真っ白でとてもトテモ綺麗で、顔が完全に子供の感じだった。無邪気な感じった。 で、「釣った」感は ゼロだった。


無邪気なやつだ。 前に誰かに釣られてるんだね。おなかに怪我あり。








なんかホント申し訳ない(何に申し訳ないのかは全くわかんないけど)全然感動の対面じゃないぞ???
こんな感じなのか???






久米さんとジェントルKは 大はしゃぎ。口ぐちに 「やったー! おめでとう!」「ファーストGTとは思えないナイスファイト!」
と祝福してくれるが内心は複雑だった。。。
   




実は複雑な心境なのだ。。。






リメンバー☆ 脱 〇貞
こんなんじゃない・・・・ 丁度そんな感じなのだ。




数々のパラオのラッキーは無垢な「初めての私」にだけだった。










ここからが苦しかった。。。。










午後から以降は すっかりツキに見放されたように 全くバイトが出せなくなった。
それとは裏腹にジェントルKには、じゃんじゃんバイトが出る。










何が違うんだ!!!?????





もちろん本日も2匹ほどあっさりGTをやっつけたジェントルK氏。





バイトが出せない→ 焦り、迷い→ ミスキャスト、トラブル多発→よりバイトがでない →パニック→釣れない
負のスパイラスにどっぷりハマってしまい、完全に沈黙してしまった私を見かねて 久米氏が







「気分を変えてライトゲームしに行きましょう!!」と言ってくれた。
正直いつもの釣りを完全に見失ってた私には、ありがたかった。 いつもの小さなタックルで小さな魚が釣りたかった。





水深2、3mの浅瀬のリーフの上にのって いつものタックルに、結ぶルアーはサスケSS95 トップも考えたけど 軽く沈んでくれたほうがよさそうな気がしたし、サイズもよさそうな気がした。

予感は的中。 一個のルアーに二匹も 見たことのないハタ系の魚なが釣れたり、  同じく見たこともない小魚が入れ食いだった。
とは言ってもそこは南国の魚。パワーが強い強い。  オチビちゃんたちに癒されまくってからは、昼飯を食べに上陸した。






お前ら、、、いいやつだなぁ。。。マジで。





上陸した場所は外洋に突き出した岬で かつて旧日本軍の採掘所だった所らしい。世界大戦の時についた砲弾のあとが今もはっきりと残る。






戦争の歴史には詳しくないけど、パラオの人は日本人に優しいぜ。きっと昔の日本人がパラオの人に親切にしたからだと信じたい。







なんだか、南国らしい晴やかな日ではなく落ち着いた、いや、むしろどんよりとした一日をどんよりとすごした。





結局午後も GTを狙うがバイトが出せず沈黙したままだった。
ファーストGTは釣れたのだが何とも言えない一日となってしまった。。。








どんよりしてるけど、こういう日もあるさ。










はてさて 明日からはどうなる!?? まだまだつづく!!





















  

Posted by gyoshin at 20:16Comments(2)2013パラオ遠征

2014年01月07日

12/29 初日

12/29 パラオ コロール

さて、ド緊張の初日。 ぜんぜん寝れなかったけど元気一杯でテンション上がりまくりな私をよそに、落ち着いた様子のK氏。

ホテルの朝食もそこそこに準備にいそしむ。
私達が初日に滞在したホテルには目の前に桟橋があり、そこから各自でチャーターしたボートに乗り込みダイビングや釣りに出かけるのだ。 すごく便利。





また、ここパラオのガイドシステムは基本的にガイドがホテルまで迎えに来てくれて、荷物や何から持って移動してくれるのだ。
初日にガイドを依頼したのは Island seed limited のエリック氏。







ただ、お正月とあって他のお客さんも多いらしく今日は別のキャプテンが乗船する事になった。
桟橋でエリック、私、K氏で船の到着を待っていると突然エリックが海に向かって


「ゴードン!! ノー!!!!」


と叫びだした。海を見ると全速力で私達の前を駆け抜ける一台のスピードボート。なぜか笑顔で手を振るゴードンと呼ばれたキャプテン。
どうやら間違えて別の桟橋にキャプテンが向かってしまったようなのでエリックが「車にのせて移動します」というので、エリックの軽トラに荷物を載せる。






てか、これ二人乗りじゃね?





予感的中。もちろん3人目である私は荷台に積まれる。「あなた小さいからダイジョウブ!」 と言ってほほ笑むエリック。
自分の巨体(余裕の100kgオーバー)を無理やり軽トラの運転席に詰め込み、車で5分ほど移動。




なんか廃品回収の日を思い出してテンションUP!



荷台に乗っている荷物を見渡すと金属バットがおもむろにおいてある。
絶対草野球とかにつかっていない雰囲気だが、エリックに何に使うの?って聞いたら無言の笑顔+サムズアップ。 こええよ。 





なんだかリアルなバット。。。。 怖い。。。。




「オゥ。。。」とだけ私は答えてそれ以上は聞くのをやめた。 空気を読むのがうまいザ・日本人なのだ。
なんかいろいろ不安だが、無事合流して 今日はキャプテン・ゴードン 、アシスタント・コーヘー の二人体制。




なんか反転してるけど 赤いTシャツがゴードン となりがコーヘー氏




コーヘーさんは日本人でどうやら 日本だけでは飽き足らず世界中に遠征している ジェントルK氏とどこか同じ匂いのするソルトジャンキーだった。 ジェントルK氏とはなにやらどこか異国の遠征の話題で盛り上がっていた。 しかもエリックによると、前日にパラオで30KGクラスのGTを釣ったそうだ。   なんか、スゲー人だな。  そんなエキスパートぞろいの船なので頼もしかった。








スピードボートで最初のポイントまで数十分。  少し日本語が不自由な口数の少ないキャプテン・ゴードンは 無言で指をさす。
あちらの方向に投げろということらしい。   まずは肩慣らしもかねてペンシルを数投してみる。






ボートはよくある和船なので慣れてしまえばそんなに投げずらくなかった。






たしか、4投目目。 船から10mぐらいまでペンシルを引きそろそろ回収しようと早巻した瞬間だった。 海面から60センチほど枝のようなものが突き出した!





「??????・・・・!!!!!!!」



何が起こったのか理解するのに時間が掛かったが、無意識に、反射的に海面に出たペンシルをもう一度ジャークさせる。



ゴン!!! ギュイーーーん!!

と反転したので、これまた おそらく反射的に3発フッキング!!






たぶんこの間1秒ぐらいだけど すっごく長く感じた。 我に返ったのはその直後K氏が





「カジキだ!!!!    フッキングもっと!!!!」と叫んだ。





その声に反応して、再度3発全力でフッキングを叩き込んだ。
直後私のリールからはかつて聞いたことのない悲鳴のようなドラグ音が鳴り響く。 







竿の先にスポーツカーがついてるのと錯覚するほどの感触。
ファーストランをしのぐと 海中で右に左に大暴れ。



いまいち何が起きているのか理解しきれないまま、竿先のラインの水中への角度だけを気にしながらファイトしていると突然テンションが抜ける。



しまった!!と思った次の瞬間カジキ特融のジャンプとテールウォーク。
なんとか穂先を下げてラインテンションを保ち耐える。 ドラグを締め直しぐいぐい寄せる。




ぐいよせの俺氏。 



前回のキハダマグロの時のようなだらだらしたファイトでなく、自分からガンガン強気に寄せるスタイルを意識した。






数分のファイトで、思ったより早く寄ってきたのは 2m後半の芭蕉カジキだ。
船にゴードンと、コーヘーが挙げてくれる。歓喜の瞬間。 が、このとき自分自身はあんまり実感がわかなかった。







「ココのポイント、沢山、コイツかける人いる。 でも、みーーーーんな ハズれる。  アガッタ事ホントすくない。 」





とそれまでほとんど口を開かなかったゴードンが少し興奮気味に話してくれた。
皆とがっちり握手して撮影タイム!!






これがパラオ産芭蕉カジキじゃぃ!!





撮影が終わりひと段落して休憩し終わり、 「さあ、もういっちょがんばろうか!」

と皆ではなして何気なく投げた一投げ目。 「さっき確かこんな感じだったよなぁー」とジャークさせると 先ほど体験したばかりの引きに再度襲われる!!!





「またカジキだ!! 食ったぁー!!」 と叫びながら全力フッキング。
【先ほど体験したばかり】であったはずの 引きはすぐに 未体験の引きに変わった。 






一瞬で60mほど先までラインを出され テイルウォーク!



「ぜんぜんさっきよりでかい・・・ コレこいのぼり級・・・・」




皆のテンションが一気にピークに達する中、正直自分はちょっとビビッてました。 だってさっきのサイズを止める事が出来たドラグ設定のラインがスプールから、みるみる内に減っていく。
今思えばこれがだめだった。




もっとドラグを閉めないと・・・・
いや、、、これ以上閉めると切れる??? 
それより コレ何分つづく??? 
これ以上閉めて俺 モツカ???




そんな事考えながら出した結論は 「ぐいぐい寄せて とにか早くけりをつける。」でした。 
船縁までなんとか寄せてポンピングしようとした瞬間。








何も全く暴れた様子はないのに  本当に  そっと  針が外れた。 針が離れた。 そう表現してもいいのかもしれない。

さっきまで魚と戦っていたのは嘘のように静かに、そっと外れた。






あれだけ渾身の力を込めてフッキングしたのに。。
たぶん一ミリも刺さっていなかった。

原因は唯一。   フックの先が一度 何か に刺さっているかどうか。






一匹釣って興奮していた私はフックも交換せずにそのまま投げていたのだ。 



今になって、 後になって分かったことなので仕方がないのだけれど、カジキの類は極端にフッキングの率が低い。口の中にやわらかいところがほとんどないのだ。






ビルといわれる長い「角」のような骨の付け根に微かにやわらかい部分があるだけで 中はほとんど骨。





一匹目はなんと、口の外。 リアフックは、えらの下の部分(やわらかい)と フロントフック目玉の中(やわらかい) に入っていた。 
ある意味奇跡的にやわらかいちょうど刺さるところ に2個ともフッキングした。






完全に運だった。    




だから1匹釣れたのをゴードンが嬉しそうにしていたのだ。
2匹目をかけて1匹目がいかに大事であったのかがよくわかった。






ばらしはしたが、  逆に一匹目のうれしさが込み上げた。 
それと、何か一個でもミス(今回はフック交換)があると、大きい魚は釣れない。  これははっきりした。





その後、いったん島に上がって昼飯を食べようと 提案され、休憩に入った。
休憩がてら寄った桟橋には子供や大人が数人いて、釣り人の持って帰ってくる魚を見るのを楽しみにしているようだった。





当然、キャプテン・ゴードンは 生き生きとして 魚を木に吊り上げるぞ!と言い、私たちは嬉々として写真を撮りまくった。




一度やってみたかった。大久保幸三のまね。




島の人たちも珍しがって寄ってきては、私の釣り道具や、ルアーをしげしげと眺めていた。






後半はジェントルK氏が 今回の初フィッシュのGTをあっさりとり締めくくっり、私はなんだか、ずっと落ち着かずそわそわして、自分の釣りができないままでいた。







夕飯を食いながら、K氏は 「今日はお前に引っ掻き回された」と笑って話していた。





なんだか、わけもわからないまま、初日にを迎え、 なんだかわからないままファーストフィッシュはカジキ!!って!!



「やっぱ俺。 釣りの運だけはあるわぁ。」  とマジで思った。






運だけで生きてます。。







でも、よく考えれば、目的のGTは釣ってない 笑   





明日はどうなる??? 30日に続く。。















  














  






  

Posted by gyoshin at 22:10Comments(4)2013パラオ遠征

2014年01月06日

出発

あけましておめでとうございます。
みなさんいかがおすごしでしょうか? 


ほそぼそとブログも書いていきますので、どうぞ本年もよろしくお願い致します。



たった今帰ってまいりました。 うーん。何から書こうかすっごく迷ったけれど。「初めてのGT」シリーズで書くんじゃなくて時系列で
「2013パラオ遠征」として まとめます。

「初めてのGT」シリーズでは道具やパッキングの方法なんかを詳しく書ければと思います。

釣行記として超長いのでまずは最初日から書いていきます。







「出発」 2013 12/28  東京

 ジェントルK氏のススメで、前日の夜から東京入りしてお昼一杯まで東京観光を楽しむが、正直遠征の緊張とワクワクで東京観光がぜんぜん頭に入らなない。

 
 オサレな東京人のK氏に案内されて「六本木ヒルズ」の屋上の展望台から見た景色はとても綺麗で、大都会から沿岸部が望めると「あの辺りシーバスいそうだな・・・」なんてK氏と話していると少し落ち着いた。




   


 「東京のシーバスは釣れすぎるから、すぐ楽なパターンに逃げてしまう。それだといつまで経っても上手くならない。だから東京でシーバスはあんまりやらない」というK氏



 貪欲な完全無欠の 超ど級の変態アングラーのK氏 がこんなにまじめな話をするのは釣りのときだけだ。


それ以外は、街中でも平気でフローラルな香り漂う屁を垂れ流して笑いながら歩き、エロく無いほうの下ネタが大好物だから、誤解されやすいが至極釣りにだけはまじめなのだ。







出発時刻まであと3時間となり今回お留守番のMINAに成田空港まで送ってもらった。





空港に到着すると ごついタックルケースを持ち運ぶ私達はとっても 悪目立ちして若干恥ずかしい。









前日に荷物をちゃんと計量でリミット一杯(23KG)に仕上げてきた私は、ふーっと息を吐き一安心。
これから試合に挑むチャレンジャーさながらなのであります。



ところがどっこい 迎え撃つチャンピオンK氏はちがう。  規定重量などお構い無しなのであります。
3つの手預け荷物すべてにオーバーチャージ(追加料金)を取られていた。




も、さすがである。 K氏曰く「道具が足りないとか、あれがあれば、、とか後悔するぐらいなら金で解決したほうが良い」
貫禄がさすがチャンピオンであります。




まったくだ。 「釣りに行く」目的なのに「釣り道具を減らす」ことの何たる愚かさよ。 
追加料金を取られないようにとセコセコ重量にこだわっていた私は自分を恥じた。



受付「オーバーチャージ 300ダラー 0K?」
K氏「オフコース!OK!!」


 かっこよすぎるぜK氏! さすがである。




フライト時間はおよそ5時間。 長い旅路にとコジレイのかいた本を持ってきた。






読み終えて一眠りすると丁度 コロール空港到着。


遂についたぜ。南国パラオ!  アツいぜパラオ!  税関職員の仕事が遅すぎだぜパラオ!  何事にもあわてないぜ! 仕事なんて嫌いだぜ!   

そんな空気をムンムンに感じながらホテルへとむかう。   この国、、、最高かもしれない。。




そんな予感をかんじつつ、ホテルに到着し明日からの釣行に思いをはせながら準備を完了すると時間はもう深夜12時をまわっていた。。





29日へつづく。。。

















  

Posted by gyoshin at 17:53Comments(0)2013パラオ遠征

2013年12月26日

やっと。。。やっとやっと。

長かった。

ほんとーに長かった。。
やっと釣りに行ける。



ちまちまと道具を買い続けて何とか形になりました。


さあ。明日から10日間 初の海外遠征!
狙うはGT!


別に怪魚を狙う訳ではないけど、小塚拓矢の【怪物狩り】を読みまくりまクリスティー。


もう、既に緊張してます。笑

クリスマスねパーティーで、最近子どもが産まれた友人に、私がマグロとファイトしてるビデオをみせたら、

【なんか、出産みたいだな】

と言われた。 確かに。
生きている実感を生々しく感じるのは、命を奪っている瞬間。
何のために食えもしない魚を、道具に給料1.5ヶ月分丸々突っ込んでまで探しに行くのか。


考えは特にまとまらないのだけれど。

やるなら今しかない。これだけは間違いない。


とにかく楽しんできます!  

Posted by gyoshin at 23:12Comments(0) 初めてのGT

2013年10月20日

いろいろいろいろ

10/19 敦賀湾


うーん。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
つりに中々いけずでふてくされながら仕事してます gyoshinです。



さて、今回は、東京からジェントルK氏の 一家。【パパさん、兄貴1、兄貴2】とMINAと私で敦賀のエギングとジギングしてきました。



ジェントルK氏の一家は全員釣りが出来る一家なので、楽しみ楽しみ。




さて、朝7時半にマリーナへ到着すると、ジェントル兄1が周囲の桟橋を細かくチェック!
なんか向こうのほうで騒いでるなぁーとおもっていたら、突如全力ダッシュでこちらへ駆けつけ 「エギかして!」

と私のエギングロッドをもってダッシュ!



何事かとついていくと デカイ タコ!
エギを投入すると一発で抱いた。



すかさず兄貴2がサポートし一キロ近いタコゲット! まだ出船してないのに笑





この事件で兄貴1は「もう今日は帰ってもいい」と大満足。

スタートから良い出だしで、ポイント到着するとまずは 根回りのヒラマサキャスティング! スカ!




次! アオリイカ! ティップラン! 









潮全く流れずも何とかアベレージサイズ一匹キャッチ!




次! ジギング! 




ハマチハマチツバスツバスサゴシサゴシツバス、、、、シオシオシオシオ ちっちゃい!



次! ロックフィッシュ! 





キジハタ!でっかいぞ!他カサゴ。


次! スロジギ!


まさかのタチウオ指4本!
他アオハタ



次! スロジギ!






!!!!


まさかまさかのメーターシイラ! なんでやねん! ボトムから15mぐらいでヒット 笑




泣きの一回ってことで ラストはアオリ2杯追加!



というわけで、 ツバス、サゴシ、サバフグ、アオリ、シイラ、シオ、タチウオ、キジハタ、カサゴ、アオハタ

サバフグは入れてもいいのか迷いますが、無理やり勘定すれば10目達成!!



万歳!







  

Posted by gyoshin at 14:27Comments(2)オフショア

2013年10月01日

スランプ。

あ、、9月結局ブログ更新できませんでした。。。。

サボり癖がついてしまって。。。
仕事がずっと忙しくなかなか釣りに行ってませんでしたしね。

じつは、マグロを釣った後同船した方からファイト中のビデををもらいズット眺めてました。
ファイトが下手糞すぎて若干へこみましたが、ソレよりもなんか腰が重くなったのか釣りに行く気分がもりあがりません。





いわゆるスランプ的な。プライベートで嫌なことがあってからぜんぜん駄目。


釣りに行ってないのにスランプってのも変な話ですが、気持ちがもりあがず。。




姉貴のだんなが最近釣りを始めたので 一緒に黒鯛を落とし込みなんかで狙ったりもしてみましたが、なんとも気分が晴れず。。




そうこうしているうちに もうあっという間に秋になってました。





今年の夏に知り合った オカトモ氏が「イかをつりはじめたい!」というので重い腰を上げて一緒に行く事に。




9/28 午前1時30 敦賀



オカトモ氏は今までバスはやったことあったけど、ソルトルアーは未経験。今年の夏から私の友人に玄達へラチされ海の初物は鰤というなんともいえぬ釣り暦。



「基本的にバスやってる人何の釣りやらせても対応できるから大丈夫!
特別何か教える事もなく、並んで釣りすればなんとなく分かるとおもうよ。」




と全く教える気ナッシングな私の発言に首をかしげながら、横で真似しながらシャクリはじめる事1時間。



「あ!!なんか、、、あ、、逃げられた、、、  あ!いや、やっぱなんかおる!」

どっちやねん! 笑


「それイカやわ~。ユックリ巻いたらええよ」と巻いてきたら アベレージサイズのコウイカちゃん!

ひとしきり一緒に喜んだが、  ムムム。 教えている(つもり)の手前先に釣られてはカッコがつかんムムム。




がんばらねば。 とやる気に火がつきスゲー集中。



すると





よいしょー。



「スゲー! コイツがあおりイカか!どうやったら釣れるの?」と聞かれ面目を保つ 笑



実はこの日は何気にすごく難しい状況だった。

まず、この場所は水深4~6mの遠浅の駆け上がりで 砂地と藻場が絡む場所。
いつもは殆ど潮がゆるく、引き潮の場所を探して行く釣りなのだけど この日は底潮が妙に効いてて浮かんでいるPEラインは風によってはらみだすし、底潮と風の流れが正反対。




つまり、エギをキャストして着底すると、通常 エギ→ライン→人と一直線になるが、 ラインが横にはらみだすのでシャクルと自分の立ち位置に対してほぼ90度真横にダートしている状況。


コレでは全くエギをコントロールできないので、 ラインを0.4にチェンジしてパンパンにラインを張って底から1mの高さまでしゃくってテンションフォール→だだまきで底をずりずり。 


何度かのテンションフォールでかけてたテンションが抜けてヒット。

と、意外に苦労させられた。






結構な風が吹いて当日は17度まで冷えこみ表層水温がカナリ下がったのが影響したせいか、底であたりがしゅうちゅう。 秋イカなのに、3.5号のディープタイプに変更して横ダートで2匹追加。





浮いてるイカはほぼいない状況でした。
とにかくラインスラックのコントロールがすごく肝でシャローエリアなのにフリーフォールできなかった。




たぶん、初めてのオカトモ氏にはちょっと辛い展開なので「まったくしゃくらず底をズル引きしてください」

と伝えるがあたり無し。



朝一のゴールデンタイムは 爆風になりギブアップ。


結局 私アオリ4杯 オカトモ氏コウイカ 1杯と厳しい結果だったけど楽しかったようで「また行こう」と約束して帰りの車内はイカ釣りの話をずーっとしてました。





つりが始まってしまえば 嫌な事は綺麗さっぱり忘れて完全に集中できた。



やっぱり秋はイカ釣りに限る。
いや、ほんとに。




刺身もおいしかった。






  

Posted by gyoshin at 17:04Comments(2)アオリイカ

2013年08月25日

魚運

 「魚運」

※ とりあえず長いです。 暇な人だけよんでね。






 さて、年末のGTに向けて少しずつ準備と練習をしているのでしばらく釣りにいってなかったけど、キャスト練習しているときにふと、「負荷の高いファイト」と「長時間のファイト」の経験値が圧倒的に足りないと感じていた。 今までの経験で一番長くても ブリやヒラマサの5分程度のファイトだけ。   


 キャストの練習は丘からすればいいけど、ファイトの練習はどうしたって魚を掛けないとできない。
 ロッドに5KGや10KGの錘をたらして1時間耐える練習とかは聞いたことあるけど、ロッドを破損したりするリスクがあるのでどうも怖くてできない。




一つだけ思い当たる絶好の練習相手は、、、 キハダマグロ。




去年道具はそろえたものの、悪天候で流れてしまった大きなチャレンジ。
あの時はキャスティングの練習も大してしてなかったし、「近くでマグロが見られればいいなぁ」ぐらいの
気持ちだった。




でも、今度は「釣り上げたい」という気持ちが大きい。 それなりのキャスト練習もしたし、手持ちのプラグの動かし方も把握した。 ただ「釣りに行った」というのと「釣った」というのでは経験値がまったく違うんだろうという気がする。








去年できなかった大きなチャレンジ!






8/23 5:00 三重県 大王崎 へいみつ丸




前日19時に出船確認をして、22時に家を出発。 初めて乗る船なのでとにかく早めに出発して現地で寝よう作戦。 もっと遠いかと思ったけど1時についちゃった。 笑





たっぷり時間があるので車内で爆睡。携帯のアラームで目覚める。珍しく寝てしまった!普段は緊張して寝れないのに。。。 まあ、いい事なんだけどね。ちょっと落ち着いてるなぁ。







起きるとみな、もうすでに準備終わって船に積み込み開始していたので、とりあえず準備。
気になる釣り座の抽選とかは????  みんな一切しゃべらず黙々と準備中。 








何もわからないままいつの間にか出船。  いや、釣り座とかは??  聞きたい事はたくさんあるけど、誰一人としてしゃべらない無言のクルージング1時間半。   めちゃくちゃ殺伐とした雰囲気です。 笑







常連の皆さんの道具はソルティガオンリー アンド カーペンターのスーパーコブラ(剛竿)オンリー。 マジか。。




 
ちょっと恥ずかしい気持ちでいっぱい。








鳥山を発見してしばらく眺めていると、ようやく船長がキャビンから出てきて「おはようございます。さあ、そろそろ始めますか!」とさわやか挨拶。



「あのーすいません、、釣り座とかは、、、」と申し訳なさそうにたずねると「釣り座は決めてません!入れ替わり立ち代り、皆さんで調整してください。」 とのこと。 マジか。、。。





そのあと、なんとなく理由がわかる事になるのだけど、みよしがもちろん一番チャンスがありそうだけど、投げやすさから言うとその一段下の位置の方がよさそう。 その辺は個人で判断してねと言うことらしい。




それとこの船。 結構大きい割りに、人が6人までしか乗せないそうです。
ちなみに当日は5人。 これならどの位置でもちゃんとキャスティングできます。












しばらく鳥山を眺めていると 徐々に徐々に鳥山が大きくなっている。 他の船ならこのときにもう船を近づけるの事が多いけど、船長は「まだ まだ! ボイルのタイミングまで投げずに待て!」との事。




マグロが遠くで跳ねだした!一気にフルスロットる! と思いきや、 出力を一定にに保ってわざわざ風上に回ってくれる。  おそらく船長はフルスロットルでナブらに近づくとすぐナブラがしずんで仕舞うので、慎重に慎重に静かに船をつけてくれてる。





結果的に一発目のボイルは射程圏内に届きそうなくらいで沈んでしまうのだけど、 すっごい期待感が持てる!




その後も何度も鳥山付近で近づきすぎず待機。鳥山拡大→静かに徐々に近づく→ボイル発動→射程圏内へを繰り返す。





マグロのボイルはこの日徐々に徐々に 大きく頻発していった。 初めて見たマグロのボイルは圧巻の一言。 本当に水面が爆発する。 水柱なんてもんじゃない。 水上で花火を打ち上げたような炸裂音が聞こえる。




マグロも全身飛び出して バコバコやってる。 はじめて魚が飛び出す姿をみて 「おっかねぇ。。」と思った。













とにかく、待機の時間が長いのでいつでも投げれるようにと、まったくボイルも無い状況で一人でキャスティングの練習。朝一番のキャストはどうしても緊張と興奮でうまく投げられないので、この待機時間を使ってある程度体を慣らすことができた。



 


幾度目かのボイルで、同船者にバイトあり! 本人はシイラだといっていたが、一気にテンションが上がって船の上で皆がようやく会話するようになってなんとなくいい雰囲気に。






午前9時ごろだろうか。 だんだんと大きくなるボイルが、こちらへ近づく。 みよしのすぐ後ろで私は待機。 ミヨシの二人が左右にそれぞれキャストしたその直後正面で今日一番の ボイル!










ここだ!! と正面へ「投げます!」と叫んでフルキャスト。 完璧にボイルど真ん中着水!










落ち着け。落ち着け。とゆっくり フローティングプラグをロングジャーク。その後2回ショートジャークをしてダイブして上がってくるはずのペンシルが上がってこない!!!






ラインスラッグを一気に巻き取り ズシッ! と重みを感じたら 

「食ったぁぁーー!!!食った食ったー!!!よっしゃあぁぁぁー!!!!」








夢中で叫びながら全力でフッキング 3発 たたきこんだ。






ロッドをパームスのライトパッド(ギンパルの簡易的なヤツ)に差し込んでファイト開始!
スタートダッシュは約30m程度。


ちなみにこの時のドラグは4kg設定。正直4kgの設定でファーストラン30mだったので 「そんな大きいサイズじゃないな。。。」っておもった。 







ところがどっこい ココからが地獄の一丁目でした。






腰を落として完全に安定したファイト姿勢が維持できたのは最初の10分。
徐々に魚は潮に任せて左右に走りだしたのでミヨシから 降りながら船べりを2週もさせられた。



当然 ロッドを脇に抱えながら走り回るのでロッドはほぼ水平のポジションで支えないといけないので、腕と腰が半端じゃなく辛い。



2週目のミヨシでようやく左右へのダッシュをやめてくれた。 この頃にはもう、汗びっしょり。
船長が横で、「ユックリでいいよ。 慎重に獲ろう」と 水を持ってきてサポートしてくれた。




ファイト姿勢を調整しつつ、いわゆる「マグロ廻り」に耐えている間4kgドラグでも竿はまあまあ曲がっている。
ただ、バットパワーにはまだ余力があるのを感じていたので、無理にドラグを入れずそのまま耐える。





少しずつ距離をつめていくと、次第に回る円のサイズが小さくなっていく。 ココが一番難しいところだった。



円のサイズが小さくなって、船の下で回っているので丁度 船底付近に入り込んでしまう。 そのたびにギンパルから外してロッドを船べりより前に出してラインが触れるのを防ぐ。



ロッドを海に向かって伸ばしている状態なので、腕の力のみで耐えないといけない。





船長がボソッと「潮のながれは反対だよ。」と そういえばさっき言ってたな!





ようやくこの頃に冷静になって考える事ができた。 




船はドテラで流してるので食い込む側と払い出す側がある。
私は2週も船を回って食い込む側でファイトしてたので、潮の流れで、魚がマグロ廻りの時に船の下に大きく食い込む事にようやく気づいた。






船長は アングラーの戦い方にあまり「ココをこうしろ!」って強制させるような言い方はしなかった。

「自分で考えてファイトしろ」という事なんだと思う。





ファイト中にようやく理解できた私は徐々に徐々に 反対弦に回ってようやく払い出す側に到達できた。







反対弦に出て船長に「ココで勝負します!」と伝えると 「ようやく分かったか」と無言の笑顔でギャフを準備してくれた。 


ファイトの最中 何度かヘッドシェイクしていたのでおそらく口に掛かっている事は分かっていたので、ここまで時間が掛かるならそれなりのサイズだと判断。





ドラグを入れて浮かせに掛かるより、ワンダッシュに備えてドラグを入れずにハンドドラグでゴリゴリポンピング!






ギラリと魚が見えた!  キハダだ。






最後は一気に連続ポンピングで完全に浮かせて 船長の顔を見ると 指を一本無言で立てた。

「もう一周」  


落ち着いてもう一周見送り もう一度寄せて ギャフ打ち! 成功!






釣り上げた直後は 声がでなかった。

しばらくして 同船者が 「おめでとう!!」といってくれたので全員とがっちり握手!もちろん船長とも!




ジワジワうれしさがこみ上げる。  「よっしゃあぁぁぁーーーー!!!!」 ハラから叫んで 写真撮影!










結局ファイトタイムは20分~30分ぐらいだったと思う。



もう、その後は私は キャビンの後ろのほうでズット休憩して皆さんがキャストしてるのをながめていました。
すでに腕がパンパンでろくにキャストも出来なかったし、チャンスをもらったので私は引っ込んでました。




内臓をひたすら処理して いるとベイトはソウダガツオでした。 大体20センチぐらい。 フローティングプラグが190mmだったので丁度良いサイズだったようです。.




帰港して計量すると はらわた、えら、尻尾を落とした状態で 30KG でした。
船長いわく 釣り上げた直ぐ計量すれば36~8kgはあるそうです。





もちろんすごく興奮しながら釣りをしていたけど、どこか冷静にキャスト、フッキング、ファイト出来た印象だった。





今回でデカイ魚と戦う自信もついた。 




あと、キャスト練習沢山したのがほんとに良かった。 メッチャ役にたった。 てか、練習してなかったら、ボイルに打ち込めなかっただろうし、興奮して変な事してただろうなと。







それと、船長の操船って大事だな。と本当に感じた釣行でした。 満足!!




 
        



今回準備したタックル


ロッド: カーペンターブルーチェイサー 84/18  ドラグMAX11Kg 





基本的に、ヒラマサロッド。ダイビング系のフローティングプラグをアクションさせるのには一番実績のあるロッドにした。 HPには七里の標準的なマグロには対応できます。と書いてある。 事実このロッドで50KG以上の黒マグロを捕った人の写真もあった。


もっと硬い竿でもよかったのだけど、 身長156センチ 56kgと、超小柄の私の体格ではドラグ10Kgが限界だと常々感じているのでこれ以上の硬い竿は扱えないだろうと判断して決定。


それにマグロなんて年に何回も狙わないし、10kgオーバーのヒラマサがメインターゲットのつもり。






リール:キャタリナ5000H + バリバスSMP PE5号300m + ナノダックス130lb 




手持ちのステラSW12000+6号とも迷ったけど、キャスティングの練習の時に飛距離がまったく出なかった。
フローティングプラグを投げるなら5号の方が良いのでこちらを選択。多少不安はあったけど、SMPのラインの直線強度は5号でも80lb以上あるので ドラグ設定さえ間違えなければ大丈夫なはず。 

ナブラに届かなければ、ファイトもへったくれも無いから。




サブタックル: 
ロッド:ダイワキャタリナ HIRAMASA 7.8ft ドラグMAX10Kg
リール:ステラSW12000+6号+130LB


こちらはヘビーウェイトのシンキングプラグを投げるよう。フローティングじゃ距離が飛ばせないので、密集したボイル打ちのみの使用。 てか、あんまり使う気は無い てか使わんかった 笑 
メインタックルにトラブルが起きたときのバックアップ用。






こんな感じの道具で キハダマグロとは戦えました!!





「初めてのマグロ」 第2回目にして 完結してしまいました! 笑





 「魚運」ていうものがあるなら、今回は本当にソレが良かったのだと思う。






















  

Posted by gyoshin at 17:05Comments(6)初めてのマグロ

2013年08月15日

2013 玄達終了 からの 遠征

8/10 玄達瀬 

今日も5人でチャーター。  今年の玄達最後の出船。

なんとしてもランキングを塗り替えたい。



毎年、玄達瀬では各遊魚船ごとにジギングバトルと称してサイズを競う大会がある。
もちろん私達のチームも全員エントリー。

gyoshin 氏現在23位

MINA 現在8位

ジェントルK氏 現在1位



ちなみに1位の賞金総額は25万程度らしいです!
私達のチームは割と魚運があってデカイ魚にめぐり合えているので5人中3人がランキング入りしている。
ちなみに参加人数は100人程度らしいです。



今年は全体的にそれほど大きなサイズに恵まれず、メーターオーバーのヒラマサは玄達全体でも5本程度。
渋いです。




何とかジアイを見つけメーターオーバーのヒラマサを目標に気合を入れて出船、、、





も、、、、何も起こらずでした、、、、、、






ノーチャンス ノー鳥山 ノーバイト ノーフィッシュ。





玄達終了! でもやりきりました!


総括

6月~7月前半までは 2時間でクーラー満タン早上がりなど絶好調の玄達。ベイトはカタクチ マイワシ ジアイも鳥山も長く続く感じでした。  ジグでもインチクでも5分5分って所でしたね。潮はチョイ緩め

鳥山がディープエリア (水深100~150)での鳥山はキャスティングよりもジギングの方が強そうな感じでした。


7月中盤から終盤

ジアイも鳥山も無く 何も無い玄達でした。。 沢山のジガーが散っていった超厳しい釣り場。
とにかく釣れてなかったですね。 潮も緩め


8月に入ると ジグで食わすのがすごく難しい時期に突入。  シューズ、ボルト、ジェットジグ なんかの高速巻きの
インチクしか反応を示さない辛い展開になる事が多くなっていく。。潮がバンバン飛び始めるも、、、



毎年のアタリジグ ダンシングマジックは今年はあまり使ってる人が少なかったですね。
全体的に相変わらず色は赤金や グローがよかったような気がします。


とにかく今年は巻きジグが大活躍した年でした。ただ、あの釣りはあんまり面白みはアリマセン。
釣れれば面白いのは最初の1匹までですね。



今年は4度玄達に行く事ができたし、船長と長く話せる機会があったのでポイントの詳しいはなしや、操船意図が分かってほんとに勉強になった。
少しづつ廻りが見えるようになったのも収穫でした。 


今年の玄達釣果

鰤   86センチ頭に8本
メジロ   リリース多数 



来年こそはココで夢の1m50 20キロオーバーのヒラマサを!




で、みんなで釣りの後に我が家でパーティー中に 「そういえば明日から串本行くけどいく?」というまた超展開なお誘い。 「行くに決まってるでしょ」 と


パーティーそこそこに 切り上げ急遽遠征準備。


ジェントルK氏やMINA をはじめ私の関東の友人達の間ではダイビングをするヤツラが多いのだ。
私はダイビングにはあんまり興味が持てず ダイビングの話は「ふーん、魚のポイントが分かるならいいなぁ。」


ぐらいにしか思っていなかったので、免許も持ってません。



で、今回は友人達4人が串本へダイビングに行くそうなので、私も同行。 みんながダイビングやってる間私は一日中アウェーの場所で釣りをするという事になった。





面白そう!!!! というわけで、私はティップランロッドを一本とエギ各種 ライトリグ シーバスルアー メタルジグ
色々持っていきました。



こういうときに便利なのは ハリのある竿先が割りと固めのティップランロッドがいいです。 おかっぱリのエギング、シーバス、チヌ、根魚各種 何でも使いやすい気がします。 あとは3000番のリールに0.6号のPE巻いとけば大抵の釣りに対応できる気がする。 




夜中の1時に出発 串本到着は朝7時 遠すぎ!! マジで 笑

ダイビングのガイドさんとの集合場所についてしばし準備





写真の機材がデカイ!!! このデカイケースの中に カメラを入れるケースが入ってる 笑
カメラ本体はまた別らしい。 なんか、、 知らない趣味の道具を初めて見たときってワクワクしますね。


みんなを置いて一人で串本の地形を散策。


まずは串本と行ったら 沖磯 地磯のおかっぱりでのヒラマサ、マグロでしょ。
と雰囲気だけでも味わいに周辺をチェック。





こんな感じ。


どこへ行っても魚のポイントだらけって感じです。 さすがに磯をわたれる装備が無いので断念しましたがいつかはチャレンジしたいですね。



で、次に目指すは河川! 河口に行けばシーバす、チヌがいるでしょう。と期待しました。
ナビで河川を調べるも それほど大きな河川がそもそも無い。 串本には一箇所だけ中規模の河川があるので、そこを見に行く。 川は透き通って泳ぐには最高!! 泳ぐにはね。。。



全く濁りが無い透き通った河口は初めて見ました。 海パンは持ってきてあるので立ちこんでバイブレーションを投入。
何の反応も得られないので見切りました。 ちなみにこの頃時間は10時ごろ 気温34度。 アツすぎなので河で冷やされて良い気分。



お次は串本といったら 、。。。 ヤッパ イカでしょ!!



近所の漁港をチェックするも エギンガーは一人もいません! 笑 そらこの時期一番中途半端だもんね。
9月や10月なら秋イカもいるだろけど、春イカが終わってとりあえず終了みたいな時期ですからね。。。






周辺の漁港をチェックするとなんか、、 見覚えが、、、 「エギング大好き」でやまらっぴが来てたとこじゃないのか???


記憶は定かではないがとりあえず周辺の状況をチェックすると 小さいアオリイカになる前の状態の赤ちゃんイカはメッチャ沢山いました。 海が綺麗過ぎて 藻とかあるのかどうかチェックするも、殆ど 珊瑚というかリーフというか、、


そのスリット廻りに赤ちゃんは沢山いましたね。



一個一個漁港を脚でしらみつぶしに探し、 辿り着いた6個目の港。

小規模河川の流入 地磯 砂浜 スロープ 防波堤 テトラ 藻場 釣れる要素の全ては入ったメッチャ良い感じのマイナーな漁港発見!


絶対ココだ!!と 確信めいた感覚を信じてエギを投入 。 着底して連続トゥイッチ で広くダートさせながら浮かせず横のシャクリを中心に攻めると、、、






でたー!!! 超うれしい チビアオリ!! やっとあえたよ。  



もちろんリリースしたけどうれしかった!!   自分の足で探した一匹はほんとに嬉しい。
一匹見つかればこっちのもん。







チビアオリを連発して幾つか反応の良かったジャークで誘い、水面ギリギリまで跳ね上げると、、、
トップまで追ってきた! すかさずフリーフォール 、、ラインが走る。 鬼あわせ!!


ジィー!!!!



とドラグをだして上がってきたのは。。。




300~400gぐらいのとんかつサイズ? 今回はほんとに横のダートへの反応が良かったです。 横のダートで寄せて
縦のシャクリで見せてほぼ水面で食わす。 そんなパターンが多かったです。





ここでユウマヅめとダイビングに行ったやつらの終了時間が来たので 納竿 ああ。満足。


ちなみにホテルは こんな最高の景色でした。










爆笑したのはコレ





トイレっとペーパーに手が届きません!!! 笑









   

Posted by gyoshin at 14:45Comments(0)オフショア

2013年07月18日

〜準備〜

ピロリン。

今日の昼休みに一本のメールが入った。

度々登場する 純度100パーセントの釣りバカ 『ジェントル K氏』からだ。
大体が、氏のメールには驚愕させられる。

内容は、『正月の予定は開けておけ。28〜5日までだ。金と覚悟を用意しておけ。』


脅迫なのだ。完全に。


だがもちろん、この男の事は信頼している。



ただ、どーせろくでもない釣りの予定に違いないから、『承知しました。』
とだけ送り返した。



十分後『よし。予約は取っておいてあげたぞよ。』
と返ってきた。行動は迅速かつ、優しさがある。 サスがジェントル。

『ちなみに何処いくんスか! 押忍!』

鼻くそほじりながら返信してやった。


『パラオだ。GTいくぞ。 』






鼻に入れた指が、抜けなくなった。




マジで予約しやがった。




器の小さい私は、ネットで調べて涙目になったのは言うまでもない。色んな意味で。



そんな道具がないぞ。


正月までに準備できるのか??


釣り具へスグに相談に行った。行きつけの釣具屋は、チェーン店などでなく自分の好きな釣具ばっか置いてるから、万年赤字だと笑ってはなすナイスガイな店長がいる店だ。



とにかくこの店長も、釣りバカ度数のたかめな完全ソルトジャンキーなのだ。


店長に事の発端を話し、道具が無いとのびたのように鼻水垂らしていると
何やら奥へ消えていきゴソゴソして 『フィッシャーマン ロングペーん ♪』














と言って某猫型ロボの真似をしてくれた。
サスがジャンキー、アドリブにもコクがある。



何でも20年前は大層なGTジャンキーだったが、結婚を機に食えない魚釣りは辞めたらしい。


だから、「このルアーをお前にプレゼントしよう。」
と言うのだ。



神か。この人は。そう思った。



『竿は探して予約しとくわ ♪』






いや、ただの商売上手だったようだ。

しかし、馬鹿でかいポッパーだ。 30センチ近いぞ。 重量はフック込みで150g!! でかい。。でかすぎる。
こんなデカイの投げれる竿がないからしょうがない。 







そんなわけで、ルアー一個はゲットした。
竿は何が来るかは分からないが、『間違いない一本』を予約しておく、、、、らしい。




ジギングを始めた時とおなじだ。


騙されてるかもしれん 笑









※半分はフィクションですがGT行くのと、ルアー貰ったのは本当です。
これから、GT釣り上げるまでの記録を残していきます。
初めてGT行く人は参考までに。。

  

Posted by gyoshin at 18:46Comments(4) 初めてのGT

2013年07月13日

これからはじめるための ~リール編1 ~

さて、前回のロッド編の続き。

あらすじ:はじめてジギングに行くためにポッケに入った3万円でジギング道具一式見繕ってくれ。とおねがい。ロッドは決まった。 さてリールは??





以下かなり長いので暇なひとだけよんでね。













で、全体予算は3万円しかなかったので、リールもジギング用としては一番安いのに。

シマノ アセレーションSW8000PG  実売で1万円ぐらい。だったと思う。







安物リールに関しては私はいろいろ試したのだ。実は。 高いリールの事は良くわからんけれど、安物リールの使用感についてはきっと誰よりも試したはず。


安い普通のリールはもっと沢山あるのだ。始める前はジギングっつったって要は糸が巻けリャいいんだろ?なんでこんなデカイのが必要なんだ?って思ってた。




この大きな誤解はジギング始める数年前ぐらい前に体験した事が原因だ。
かなり長くなるけど、書く。 ほんと暇な人だけよんでね。












敦賀の某サゴシの聖地で来る日も来る日も、飽きずにやっすい竿(3000円ぐらい)とやっすいリール(2000円ぐらい)で500円のジグをブン投げてゴリゴリサゴシを釣っているころ。 とある情報筋から、陸から結構 「ハマチ様」が釣れる場所があるぞと聞いた。 


まあ、そこはある意味超湾内 まさかの汽水湖だ。


最初は「冗談だろ?」 と思ったが行ってみた。あの頃は、つりにかける時間と耐力だけは人の5倍はあった。
直ぐ行った。 聞いた翌日にはその汽水湖に立っていた。



しばらく鏡のような水面を眺めていると、小さなボイルが起こるじゃないか!!
明らかにベイトボールをつくりマイクロベイトが飛び回ってる。
始めはシーバスだろうと思っていたが、ボイルは大きくなり 遂に 

ハマチが、、(いや、ツバスサイズだと思うが当時はハマチとツバスの違いも良く分からなかった)


水面から全身を出してジャンプする光景が繰り広げられる。





天国かここは。 夢中でジグを投げた。
いつもは避けて通るフナムシも ナブラを追うためならいとも簡単に踏みつけた。
今となっては信じられないが、マジで夢中になっていた。 ツバスに。

多分よだれとかいろいろ垂れてたと思う。


翌週からは、一週間のうち多い日は5回ぐらい行った。暗いうちからジグをなげ、夜明けから仕事に間に合うぎりぎりまでロッドをふった。



一回行けば 「ハマチ様」と信じていたツバスが2匹ぐらいは釣れてくれた。
そんな在る年の お盆。 ちょうど今のようにめっちゃくちゃ 暑い日だった。



「お盆ぐらい家でおとなしくしとけ! お盆に水場に近寄って、殺生するとは何事か!」



家族には怒鳴られまくったが、つりに行った。
でも釣って持って帰った魚は喜んで食べてたので それはいいのか?と思ったがあえて突っ込まなかった。


 
次の日もいつものようにジグをブン投げるが、近くの漁船の方たちが出船の準備で忙しいらしく邪魔になってはイカンと堤防で待機していた。


船が出発しそうなので、そろそろ良いかと惰性でジグを投げて巻くと ゴン。 




ゴムのタイヤを水中で引っ掛けたような感触がした。
次の瞬間 ギュオーーーーーー   とリールが逆回転した。 この時初めて 「ドラグ」という機能を知る事となる。



「やばい、今出た船のロープに引っ掛けた!」と思った。 ところが 次の瞬間動いた船とは反対方向に走りだした。ぐぬぬぬ・・・・ なんじゃこりゃーー・・・ 



船じゃない。。。  デカイ。  間違いなく今まで一番デカイ。 魚だ。




とにかく耐えるしかない。リールなんぞ持たずに両手でロッドだけを持つ。 ありえないファイトだけど本当にそうするしかなかった。

リールは、逆回転したしもう壊れたと思ってたから。笑




近所のじいちゃんが 「おい! リール巻けよ!」



と後ろから声をかけてくれたので反射的に巻いてみたら何とか巻けた。 よかった。何とか寄せれる。
10分ほどの格闘の末、近所のじいちゃんが タモ係をしてくれた。
釣り上げて しらないじいちゃんとがっちり握手をした。 


なんかぬるぬるした。



つれた魚をみて 本当にびっくりした。 カンパチだ。 正真正銘のカンパチ。それもサイズ78センチあった。




「うそつけ!」



そうおもわれると思う。しかたない。

その話をもし自分が聞いたとしてもそう思う。でもホントです。
当時は自分で釣った癖に魚が上がったとき意味が分からず混乱した。
汽水湖でカンパチなど本来釣れるわけが無いのだ。


そもそも生息していない。 シオと呼ばれるサイズなら日本海にいないことは無いが。



ところが、おそらく全国でもココだけだと思う。 汽水湖でカンパチが釣れるのは。
原因は、ハッキリしてる。




そう。海上釣堀があるのだ。 同じ汽水湖の湾内に。 その後一ヵ月後にその海上釣堀に行ったらやっぱり
カンパチが居た 笑




釣堀の網からたまたま逃げたカンパチが、たまたまつれただけだ。
汽水湖なので水深がそもそも深いところで5mぐらいしかない
根ももちろんない。 人口構造物は幾つかあるが。
ラインブレイクする要素が無いのだ。 ドラグさえ出てしまえば。
 



そのときのリールは 今もまだ家にある。 なんとシマノの2000番のリールだった。ラインは2号 リーダーは16ポンド。  まったく意味の分からんタックルバランスだった。




話を戻す。





つまり、ジギングを始める前に 2000番のリールで78センチのカンパチを釣った事があった私は 

「は?8000番? ハマチなんて3000番でじゅうぶんでしょ」


そう思っていた。 初めてジギング船に乗った日。 買ったアセレーションと シマノの3000番のリールをこっそり持って船に乗った。




第一投目。100gのジグを40mの水深で巻くなんて生まれて初めてだった。 きっとスゲーうれしそうに巻いてたと思う。ところが20mを過ぎた頃 ガキッといやな音がした。



ハンドルシャフトが折れた。 恥ずかしかった。


場違いとはまさにこのこと。
水深による水圧をなめていた。
安物のリールの耐久性を過信していた。




すぐに、こっそり隠して おとなしくアセレーションを付け直した。





だから、ジギングを始める人に。 


「とりあえずジギング用のリールを買え!」





いや。ほんとに、恥ずかしいから。乗合船でハンドルシャフトが折れるとか。



で、実際アセレーションPG8000はどうなのよ。
って事ですが、 つい最近までバリバリの現役でした。 


ブリも、ヒラマサも釣りましたよ。 コレで。 当初の目的のハマチはアホほどつれましたよ。
一通りの青物はとりあえず釣れるし、パワーも問題アリマセン。




一年使い倒してどうか?






リールのボディー同士を止めているビスが金属疲労で折れました。ブリにやられました。



平均月に2回ほど年20回前後船に乗ってジギングをしました。毎回必ず使ってます。
メンテももちろん施しました。

が、壊れました。




でも、一年間十分すぎるほど楽しめました。 ちなみに沢山乗り合いに乗りましたが、このリールをつけてる人は見たことアリマセン。 みんなもっと良いリールでした。
ジギング用で一番安いリールを使ってる人は極端に少ないのです。


でもリールの性能が私の釣果を左右したのか?と言われれば あんまりしてないと思います。

ロッドでも同じ事を書きましたが 壊れるまで使ってから、良いリールかっても遅くないと思います。





見た目的にももうちょっと良いリールを。。という人は是非 10ツインパをお勧めします。



アセレーション SW
バイオマスター SW
ツインパワー  SW
ステラ     SW



私は結局この一年でシマノがソルト用に出したスピニングリールの全ての機種を結局1台づつ買いました 笑
物足りなくなったり、タックルを追加する事になったときに順番にランクアップしていきました。

アセレーションと バイオマスターにほぼ違いは感じ取れませんでした。スプールに描いてある文字が違うくらいの問題だけです。
結局バイオは直ぐ売りました。










アセレーションより良いリールを買うなら是非 ツインパを。
それも出来れば8000番をお勧めします。



なぜか。





コレほどまでにいろんな釣りに対応できるリールはアリマセン。


まず、8000番のリールには12000番のスプールが ステラ、ツインパ共に使えます。 また、さらに
スタジオオーシャンマークの16000番のスプールカスタムも共有でキマス。



8000番  4号300m      ブリジギング
12000番 5号300m 6号270m  ヒラマサ、キハダ、GT キャスティング
16000番 6号300m 8号250m  クロマグロキャスティング

たった一台のツインパが ジギングでも キャスティングでもキハダも、クロもGTもスプールかえるだけで全部使えます。
コレすごいことなんです。 

こんなリール無いですよ。 5~6万円しますが一番幅広く使える良いリールだと思います。




まあ、結局太いPEを使うリールは限定されます。
ステラ、ソルティガ、ツインパ、キャタリナしかありません。


ダイワ派かシマノ派かだけでどっちもいいとこと悪いところがあるでしょう。



総括としては、大事に扱えばアセレーションでも一年中 日本海では楽しめます。10Kgぐらいのブリやヒラマサが釣れるかとよく聞かれますがまったく問題ありません。 ただし、耐久性からいえば2年ぐらいで塩噛みしたり、メインシャフトがゴロゴロ言い出すでしょう。
それに1年以上オフショアのジギングを続ければ、2タックル、3タックルそろえたくなるのがごくごく普通の流れです。良いリールはその時に考えれば良いと思います。
ですから、最初の1台目にはまったく問題ないでしょう。



オフショアのジギングにハマっていくなら、どうせツインパ、ステラ、ソルティガを買われるでしょう。



ただ、年に1度だけ船に乗ってジギングしてブリを釣りたい人に ステラを勧める必要な無いと感じています。
もうちょっと良いリールと思うのであれば、バイオよりはツインパの方が圧倒的にいいです。



ステラはもう、言う事は何もありません。いいに決まってますから。




あーーーながかった。


こうみるとシマノ派に見えますね。
でもキャタリナも持ってます笑




2013年12月29  パラオ行ってきました! その時の動画です。
キャタリナ5000Hを使った動画。PE5号で300m巻けるキャパがあります。
これぐらいの獲物は余裕で取れます。


正直、ドラグがっちり入れれば40Kg~50KGクラスのマグロは楽勝だとおもいます。












道具を買いすぎて釣りに行けなくなるのが一番上達の道から遠いと思います。

道具のランクを下げてでも釣りに行く回数を増やす事を優先するべきだと感じています。



ではみなさんたのしんでください。






 

  

Posted by gyoshin at 08:22Comments(6)初めてのジギング